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Let's Encrypt TLS証明書をサーバー移転する

created: 2021-12-23
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Let's Encrypt で運用しているサイトのサーバーを移転しました
ドメインは仮の sample.com へ変更しています

環境

Ubuntu 20.04 で試しました

方法

古い TLS 証明書を新しいサーバーへ一旦コピーして、https でアクセスできるようにして
そのあと、Let's Encrypt で TLS 証明書を作って、auto renewal されるようにします

事前準備

Certbot Instructions | Certbot を見て
certbot を新しいサーバーにも入れておきます

準備

移転前のサーバーで必要なものを集めて新しいサーバーへ配置します

Nginx conf
path: /etc/nginx/conf.d/sample.com.conf
同じ場所にコピー

server {
  root /usr/share/nginx/sample.com;
  index  index.html index.htm;

  listen 443 ssl;
  server_name sample.com;

  ssl_certificate /etc/letsencrypt/live/sample.com/fullchain.pem;
  ssl_certificate_key /etc/letsencrypt/live/sample.com/privkey.pem;
  ssl_dhparam /etc/ssl/private/dhparam.pem;

  # 省略
}

Nginx conf を見て TLS 証明書などの場所から pem ファイルを新しいサーバーへ移します 証明書のファイルの場所を見ると

$ sudo ls -al /etc/letsencrypt/live/sample.com
total 8
drwxr-xr-x 2 root root 4096 12月 10 08:50 .
drwx------ 5 root root 4096  1月  6  2021 ..
lrwxrwxrwx 1 root root   33 12月 10 08:50 cert.pem -> ../../archive/sample.com/cert34.pem
lrwxrwxrwx 1 root root   34 12月 10 08:50 chain.pem -> ../../archive/sample.com/chain34.pem
lrwxrwxrwx 1 root root   38 12月 10 08:50 fullchain.pem -> ../../archive/sample.com/fullchain34.pem
lrwxrwxrwx 1 root root   36 12月 10 08:50 privkey.pem -> ../../archive/sample.com/privkey34.pem

シンボリックリンクファイルがあるので本体をコピーします
/etc/letsencrypt/archive/sample.com/*34.pem にありました

*34.pem の数字を取っておきます

cert.pem
chain.pem
fullchain.pem
privkey.pem

これは新しいサーバーの適当な場所へおいておきます(後で不要になります) /home/user/certificates にでもおいておきます

Nginx conf の証明書の場所を /home/user/certificates に変えておきます

server {
  root /usr/share/nginx/sample.com;
  index  index.html index.htm;

  listen 443 ssl;
  server_name sample.com;

  ssl_certificate /home/user/certificates/fullchain.pem;
  ssl_certificate_key /home/user/certificates/privkey.pem;
  ssl_dhparam /etc/ssl/private/dhparam.pem;

  # 省略
}

dhparam.pem も用意していたので、古いサーバーから持ってきて同じ場所においておきます

あとは表示するコンテンツを公開ディレクトリ(Nginx conf の root の場所)に置きます

これで Nginx reload

sudo systemctl reload nginx

DNS を変更して、古いサーバーから新しいサーバーに切り替えます
A レコードの IP アドレスを新しいサーバーに替えました

確認

ブラウザでアクセスして表示されるか確認します

証明書作成

問題なければ、Let's Encrypt で TLS 証明書を作成します
心配であれば --dry-run をつけて確認するといいです

sudo certbot certonly --webroot -w /usr/share/nginx/sample.com -d sample.com -d www.sample.com

証明書が作成されます
ブラウザから証明書を確認して、新しくなったことを確認します

証明書リニューアルのコマンドを打ちます

sudo certbot renew

こうしておけば、auto renewal されるはず

また、証明書情報が見たければ

sudo certbot certificates

で確認できます

片付け

一時的に用意した /home/user/certificates は不要なので消しましょう

古いサーバーのTLS証明書も不要なので古いサーバーで

sudo certbot delete --cert-name sample.com

して消しておきましょう

まとめ

これであとは証明書の期限が切れるまえに auto renewal されてるか確認しましょう


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