今まで取り組んだ中で最も無意味だったプロジェクト で思い出した最も切なかった仕事を紹介します
社会人になって最初の会社の話です
いわゆるSIerの会社で客先に常駐するSEとして働いていました
10年以上歴史のある巨大な古いプログラムで開発するのにドキュメントも大量に用意、テストは別部隊にテスト依頼書で依頼、など古いやり方でした
オブジェクト指向が浸透する前のソフトウェアだったため、デザインパターンとかも皆無です
ちょうどGitが流行り始めたころに入社したので、Gitよさそうと提案しましたが、使って効果がでることを書類で証明しないと導入できず諦めました
そんな職場で数か月働いてたところ、となりのチームで問題が発生しました
ひとつのソースコードが致命的な不具合を出してしまいました
しかも発覚するのが遅かったらしく、同じコードをコピーしてあちこちのソースコードにちりばめられていました
担当チームだけでなく、他のチームも巻き込み、ひたすらソースコードをgrep、直していくという作業で土日返上
なんでこんな作りになっているんだと思いながら作業してました
もっと変更に強い作りにしようともがきましたが当時はまだまだ知識も浅く、政治力もなく改善できませんでした
この職場では成長に限界を感じ、転職をしたので今はどうなってるのかわかりません
あるときの面談で成長の限界を訴えたところ、お前が出世してこの会社を変えろと言われあきれたのを覚えています
ひたすらコピペを繰り返すようなコードは書きたくないですね
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