freks blog

about

Clineを試してみた

created: 2025-01-14
おすすめ記事: 出会ってよかったプログラマー本

AIエージェントの Cline を試してみました
VSCodeに拡張機能を入れて使います

Cline (prev. Claude Dev) - Visual Studio Marketplace

事前準備

VSCodeに Cline (prev. Claude Dev) - Visual Studio Marketplace をインストールします

左メニューのClineのアイコンから開きます
初回起動時にLLMサービスのAPIキーをセットします

費用がリーズナブルで評判のよさそうな DeepSeek のAPIを用意しました

実行してみる

Vite + TypeScript + React.js でTODOアプリが作りたいです

の命令をしてみました

cline >
ユーザーはVite + TypeScript + React.jsでTODOアプリを作成したいとのこと
現在の作業ディレクトリは空で、プロジェクトのセットアップから始める必要がある
まずViteプロジェクトを作成し、TypeScriptとReactのテンプレートを使用する
必要なツールはexecute_commandで、Viteプロジェクトの作成コマンドを実行する
必要なパラメータはすべて揃っている

でコマンドの実行を促される

npm create vite@latest . -- --template react-ts

Runボタンを押すと、ターミナルで実行されます

cline >
Viteプロジェクトの作成が完了した
次に依存関係をインストールする必要がある
npm installコマンドを実行する
必要なツールはexecute_commandで、npm installコマンドを実行する
必要なパラメータはすべて揃っている

でコマンドの実行を促される

npm install

Runボタンを押すと、ターミナルで実行されます

cline >
依存関係のインストールが完了した
次にTODOアプリの基本的なコンポーネントを作成する
App.tsxを編集してTODOアプリの基本構造を作成する
必要なツールはreplace_in_fileで、App.tsxを編集する
必要なパラメータはすべて揃っている

src/App.tsxを編集される
Saveボタンを押すと、ファイルが保存されます

cline >
App.tsxの更新が完了したが、未使用のインポートに関するESLintエラーが発生している
reactLogoとviteLogoのインポートを削除する必要がある
必要なツールはreplace_in_fileで、App.tsxから未使用のインポートを削除する
必要なパラメータはすべて揃っている

インポートエラーが出てたので、直してくれます

src/App.tsxを編集される
Saveボタンを押すと、ファイルが保存されます

cline >
未使用のインポートを削除し、ESLintエラーを解消した
次にApp.cssを編集してTODOアプリのスタイルを整える必要がある
必要なツールはreplace_in_fileで、App.cssを編集する
必要なパラメータはすべて揃っている

スタイルを直してくれるそう

src/App.tsxを編集される
Saveボタンを押すと、ファイルが保存されます

cline >
App.cssの更新が完了し、TODOアプリのスタイルが整った
次に開発サーバーを起動してアプリを確認する
必要なツールはexecute_commandで、npm run devコマンドを実行する
必要なパラメータはすべて揃っている

でコマンドの実行を促される

npm run dev

Runボタンを押すと、ターミナルで実行されます

動作するアプリができました

shoji-k/cline-todo at cline-sample

失敗例

Azure OpenAI のモデルを使ってTodo生成ボタンを作って
の命令は微妙に古い情報を参照してくるとかで、うまく動くコードになりませんでした
情報量が少ないものは苦手かもです

まとめ

AIエージェントの威力を感じました
ボタンを押すだけで、スムーズに開発進んでいいですね

ここまでで $0.0037 かかりました
もうちょっと使ってみようと思います

PR


Amazonのアソシエイトとして、blog.freks.jp は適格販売により収入を得ています。
This site is managed by freks